2010年8月19日木曜日

帰省と手足口病

 
先々週末、相方の実家に帰った。殆ど前日に決めたようなもので、それも片道5時間ぐらいかかってしまうのに1泊というタイトなスケジュール。しかも、朝6時半の新幹線をとっていたのに、前日夜からわが子が発熱。当日朝3時に起床したものの(泣)、決行するか否かで最後まで迷った挙句に、熱はあるがいたって元気なので、3時間遅れで帰省を決行した。

・・・なんて書くと、どんなか、と言われそうだけれど、安い変更不可のチケットなんかをとると、旅行の前は、こちらがかなりの緊張状態に置かれる。で、そういうのを感じて発熱とかあるらしいけれど、真偽のほどは不明。

短い帰省だったけれど、ゆっくりさせてもらい、お墓参りに行ったり、近くの大きなアスレチックのある公園に行ったりして、楽しませてもらった。相方のお母さんは、さすが3人の息子を育て、4人の孫がいるだけあって、小さいことの遊び方がとてもうまく、最初は、警戒して若干離れて見ていたわが子も、数時間後には、後追いするまでになった。 素晴らしい。

素晴らしいといえば、周りが一面水田なので、あの、青々とした稲の美しさと、何よリこの時期のちょっと甘いような稲の香りにも包まれることができた。さすがに日中は暑かったが、夜間は窓を開け放して寝ると寒いぐらいだった。

行きも帰りも新幹線は思ったよりこまず、自由席には余裕がある感じだったのが良かったが、帰りのわが子の腕白ぶりには閉口した。何度か車両の通路を延々歩いてお散歩したが、それでも椅子に座っていることができないわが子は、最後には、床に座って遊んでいた(のを放置した)。

翌日、わが子の股のところにひどい湿疹が。それまでにもあったのだけれど、虫にやられたかぐらいに思っていた。また前日からよだれがひどいのも気になった。あわてて、病院に連れていくと「手足口病」という診断。。。

さらにその翌日は、私に久しぶりの原因不明の39度の熱が再び。その一日は、ぶつぶつとよだれがありながらも激しく元気なわが子と、熱で動けない母親二人だけで家で一日過ごさなければならないという、双方にとってかなり地獄チック(?)な日となった。

「0歳児で・・・病に罹られたお子さんがいます。」という保育園での張り紙。0歳児では我が子はいつも先発で、張り紙されるのはわが子のケースしかないような・・・

このあまりの猛暑と、保育士さんたちも認める元気いっぱいのわが子の「大変さ」で、母親の私の方が、なんとなく頭も体も動かなくなってしまっている。特に頭が止まってしまっていて、その状況は非常に深刻。わが子がいなかったときは、少なくても夜とかに結構長い時間ボーっとできてたよなあと思いだす。そういう時間がうまくとれずに、平日がそうなってしまうと罪悪感を感じたり、週末は「リフレッシュ!」と動いてくたびれたり、まだまだうまくやりきれていない。はあ。

今朝、わが子が初めて積み木を積んだ。その30分前に、積み木やおもちゃを投げ飛ばしたり、仕掛け絵本をことごとく破り取るというような状態に、相方から「デストロイヤー○○○」という名前を頂戴したばっかりだったのだが。

写真はアスレチックのある公園でおばあちゃんと。

2010年8月2日月曜日

高尾山 + もうすぐ1歳2ヶ月


今週後半にわが子は1歳2ヶ月になる。
相変わらず、(シチュエーションに応じた)はっきりした意味のある言葉 はでない。

にもかかわらず、一昨日あたりから、急にひどい金切り声で絶叫するようになった。
考えてみると、最近の人差し指を立てる「ほらみてみろよ!」ポーズと、この絶叫には共通点が・・・

それは、とにかく自分に関心を向けたいということらしい。

そういえば、最近私が台所に立つと、かつてなくものすごく不機嫌になる。とはいうものの、どんなに絶叫して、喚いても、かまってあげると大人しくなり、にこにこになる。ほんのちょっとだけしおらしくもなる。

もともと、わが子は自分の意思が大変はっきりしているが、最近はやりたいことも増え、それに伴って、相手への要求や、まだできないことも増えてくると、言語を通じてより細かい意思表示ができないということは、けっこうヤバイ気がする。というか、すでに絶叫しているし。。。


ところで、ここのところ相方も私も身体+精神的疲労がたまっているようだったのだが(だったので)、週末の朝6時半出発で、急遽高尾山に行くことになった(というか私が独断した)。私は一度だけ高尾山に登ったことがあったが、あまり記憶も定かではなく、どこまでいけるかわからないけれど、という雰囲気で、ベビーカーにわが子を乗っけて出発した。

結果としては、相方の(すぐ帰れるだろうという)期待を裏切り、ベビーカーで山頂まで踏破!

途中、急なお寺の石段が続いたり、石ころが埋められてぼこぼこの舗装道や木の根っこや段差が続く道もあったりしたが、行きにケーブルカーを利用しただけで、どうにか乗り切った。山頂での冷えたビールが格別だった。

結論としては、やはり10キロを軽く超える赤子連れの高尾山はきつかった。わが子が、道中のごくごく一部と山頂の広場で歩いたほかは、ほとんど眠っていたし・・・個人的には、10キロ以上の人間を担ぐのは、どのような装備でもつらいので、でこぼこ道に耐え、畳んで携帯も容易な、マウンテン ベビーキャリー バイク みたいな(なんだそれ?)ものがあればと思った。

高尾は通勤途中にあることもあり、2年ぐらい前までは本当に気に入っていて、 山の周りを散策したり、住みたいとすら思っていたのだけれど、トンネル工事が始まってから、痛々しい姿を目にしたくなくて、行かなくなっていた(高尾山口からの登山ではその光景は目にすることはない)。

久しぶりに行くと、ミシュラン3つ星とか、最近のトレイルランニングや山登り流行りの影響がすごく、若者やファッショナブル(死語?)な装具を持つ人が多くてちょっとびっくりした。

くたくたになったけれど、都内と比べれば、人工物が熱を排出しない分若干涼しく、綺麗な水分をたっぷり含んでいるような空気の良さは非常に有難かった。リフレッシュできた。 


この夏の間には、山中にあるビアガーデンに行く計画だ。

写真は、山頂の広場で、優しい人に構ってもらっているわが子と、登山道で出会った、立ち止まらずにはいられなかった大変おしゃれでイケメンなお地蔵さま。