2011年3月29日火曜日

放射能と土壌等について―東京の英国大使館のホームページにおける福島原発事故に関するアップデート―続き

まだ終わりません。そして日々どんどん短くなっていきます(苦)
今回のところのポイントは、土壌に関することでしょうか?しかしどの(距離・汚染の)範囲でのことか具体的に言及されているわけではありませんが。。。

福島の有機農業に尽力されていた方が、自ら命を絶たれたというニュースを見ました。原発内で今この時も、ひどい生活環境の中で尽力されている方たちの多くは、被災地の方のようです。

言葉がありません。。。。

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[質問] 労働者が受けた放射線障害を含めて、原子炉で起きた最近の事故については、すべて、あなた方の算定に考慮されているのか?あるいは分析のために新しい情報を収集中なのか?

[JB] 我々は情報を得たらすぐに、状況のモデリングを行っている。このことは単に英国のみならず国際機関によっても同様に行われていること。現時点で明らかになていないのは、3号機の水の汚染である。その原子炉自体に問題があるのか、あるいは使用済み核燃料のプールに問題があるのかについてだ。しかしながら、当然、最悪のシナリオを評価する上では、我々は悲観的な予測(の方を)とっている。従って、原子炉のメルトダウンとその爆発、そして放射能の放出、それに伴う、貯水池からの(汚染物)の放出があったとしよう。最悪の、前言のように最悪の状況の場合は、すべての貯水池と原子炉が放射性物質を耐久に非常に短時間に放出し始める。我々はこれは現状では、この最悪のシナリオは、起こりうるものとは考えていない。我々は、それは極端な事例だと考えている。(しかし、)我々は最新の情報を(分析の)考慮に入れているものの、(現状では)慎重な姿勢をとっている。毎3-4時間ごとにリアルタイムのベースで、天候の変化に伴い、再計算し、分析を更新し、モニタリングを実施中である。

[質問] 私たちは危機が始まって以来の2週間、原子炉と燃料棒の自然冷却が生じてきた。今後数週間の見通しには、それがどう影響すると考えるか?

[JB] そうですね。私はあまり楽観的に聞こえることをのぞまないが、大きな事故が発生することなく日々が経過するなかで、放射能は自然のプロセスに下がって(減少して)いくだろう。また、これに従って、生産されるエネルギーと熱も時間とともに減少するであろう。しかし、それがどれぐらいの期間にわたって続くのかと問われれば、我々は安心できないと答えなければならない。これは何週間にもわたって続くことであろう。そしてエリア内の食物汚染に関して言えば、それよりもはるかに長期間を要するだろう。そのあと始末・浄化(クリーンアップ)については、この原発が正常化できるようになるまでに何年もかかると考えている。

[Jm] 農地の浄化については、それが可能かどうかは、土壌の肥沃度にかかっている。肥沃でない土地では、時間がかかる。しかし、肥沃な土地で広大な農業地帯であれば、土壌は、それなりに(reasonably)速く浄化できる。そうはいってもその期間というのは、何日か、何ヶ月かということよりはむしろ、何年かかるかという単位でのことだ。

東京での降雨と放射能量の増加についての質問と回答(明言なし)は略。

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